高野山の宿坊・正智院(しょうちいん)空海をこの地に導いたといわれる高野明神の伝説が残るお寺

正智院(Shochiin)



平安時代に学僧教覚正智坊によって創建されたお寺。壇上伽藍・御影堂の裏側に位置します。


 
 

 
 
一時衰退しましたが、高野八傑の一人・道範によって鎌倉時代に再興されました。
 
 
筑前の黒田家や薩摩の島津家と縁があり、江戸時代には、学問寺として、多くの僧侶が集まったと言われています。
 
 
境内は2000坪の広さを誇り、庭園は昭和の有名な作庭家・重森三玲作の枯山水です。
 
 
また、当寺には、高野山の地主神であり、空海をこの地に導いたといわれる高野明神が度々現れたという伝説が残っています。空海が道場を創るのに適当な場所を探していたとき、道に迷い、ある狩人に尋ねたところ、「まずこの犬2匹に案内させよう」と言って姿を消したそうです。それが高野明神であり、空海は2匹の犬(四郎と九郎)に導かれ、高野山にたどり着いたと伝わります。
 
 
大広間は100畳の広さで、素晴らしい眺めです。
 
 
各部屋には、それぞれ異なる襖絵と調度品が備えられています。

住所 和歌山県伊都郡高野町高野山159番地
TEL 0736-56-2331
部屋 個室47、大広間1、中広間3
収容人員 個人約60、団体約130
設備 本堂、庭園、茶室、洋式トイレ
体験 朝勤行、写経(要予約)
宿坊公式HP
宿泊予約サイト JTB 楽天トラベル