高野山の宿坊・親王院(しんのういん)高野山内でも特に古い建築様式を今に伝える本堂が必見

親王院(Shinnoin)

親王

嵯峨天皇の皇太子であり、空海の弟子でもある真如によって創建されたお寺。

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真如は、弘法大師肖像の元になった「弘法大師御影像」を描いたことで有名で、空海入定後は、唐に渡り、天竺(インド)に向けて旅したが、その途中で亡くなったと言われる人物です。
 
 
「弘法大師御影像」は今も壇上伽藍の御影堂に祀られています。以前は見ることができませんでしたが、近年になって、旧暦3月21日(空海入定の日)の前夜に行われる「御逮夜法会(おたいやほうえ)」の際に拝見できるようになりました。
 
 
本堂は蔵造りで、高野山内でも特に古い建築様式を今に伝える建物です。本尊は不動明王像で、毎月28日には本尊の前で護摩祈祷が行われます。
 
 
仙台藩御用絵師・狩野派菊田伊洲とその一門によって江戸時代に描かれた壁絵や襖絵は必見です。
 
 
昔ながらの宿坊で、その素朴な佇まいは現代社会を生きる我々に新鮮な感覚を呼び起こすことでしょう。

住所 和歌山県伊都郡高野町高野山144番地
TEL 0736-56-2227
部屋 個室7
収容人員 個人約12、団体約30
設備 本堂、庭園
体験 朝勤行
宿坊公式HP
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