- 巴陵院(Haryoin)
- 蓮華定院(Rengejoin)
- 西室院(Nishimuroin)
- 南院(Nanin)
- 福智院(Fukuchiin)
- 光台院(Kodaiin)
- 龍泉院(Ryusenin)
- 本覚院(Hongakuin)
- 本王院(Honnoin)
- 一乗院(Ichijoin)
- 無量光院(Muryokoin)
- 普門院(Fumonin)
- 蓮花院(Rengein)
- 普賢院(Fugenin)
- 安養院(Anyoin)
- 高室院(Takamuroin)
- 金剛三昧院(Kongosanmaiin)
- 大円院(Daienin)
- 西門院(Saimonin)
- 持明院(Jimyoin)
- 成福院(Jofukuin)
- 不動院(Fudoin)
- 北室院(Kitamuroin)
- 三宝院(Sanboin)
- 遍照光院(Henjokoin)
- 地蔵院(Jizoin)
- 上池院(Jochiin)
- 密厳院(Mitsugonin)
- 大明王院(Daimyooin)
- 恵光院(Ekoin)
- 光明院(Komyoin)
- 熊谷寺(Kumagaiji)
- 赤松院(Sekishoin)
- 清浄心院(Shojosinin)
- 宝善院(hozenin)
- 天徳院(Tentokuin)
- 常喜院(Jokiin)
- 釈迦文院(Shakamonin)
- 成就院(Jojuin)
- 増福院(Zofukuin)
- 遍照尊院(Henjosonin)
- 桜池院(Yochiin)
- 宝亀院(Hokiin)
- 報恩院(Hoonin)
- 西南院(Sainanin)
- 総持院(Sojiin)
- 親王院(Shinnoin)
- 龍光院(Ryukoin)
- 明王院(Myooin)
- 西禅院(Saizenin)
- 宝城院(Hojoin)
- 正智院(Shochiin)
高野山で唯一の国民宿舎
皇室に縁のあるお寺で、高野山第一の格式を有しています。山門は鎌倉時代に建立されたもので、高野山で最古の建築の一つ。高野山で唯一、修験道の伝統を伝える寺としても知られ、本堂には役行者像や法螺貝が安置されています。
蓮華定院(Rengejoin)真田家と縁のあるお寺
真田坊とも呼ばれます。関ヶ原の戦いの後、真田昌幸・幸村親子が最初に身を寄せました。白く美しい塀や玄関など敷地内の各所に六文銭の家紋があり、奥之院には真田家の墓所もあります。真田ファンなら一度は泊まりたい場所。
西室院(Nishimuroin)高野山で最も古い宿坊
境内には、鎌倉幕府の将軍3基の供養塔があり、高野山で最古の石塔だといわれています。宿坊棟は広く空間がとられ、バリアフリーや身体障害者用設備が整えられた棟もあります。庭園が広く、散策ができるうえ、全客室から眺めることができます。
南院(Nanin)樹齢500年の高野槙で作られた大浴場
裏庭には樹齢300年と伝えられる朴(ほう)の木があります。ご本尊の「波切不動明王」は国の重要文化財の指定を受けています。本堂の天井に描かれている龍の絵は「鳴き龍」と呼ばれています。
福智院(Fukuchiin)高野山で唯一の天然温泉
5000坪の敷地を有する広いお寺。門前に2体の天邪鬼が配置されています。境内には、昭和の有名な作庭家・重森三玲作の趣の異なる3つの庭があり、観る者に心地よい安らぎの時間を与えてくれます。
「高野御室」とも呼ばれています
本尊の阿弥陀三尊像は仏師・快慶が晩年に手掛けた最高傑作といわれています。織田信秀や豊臣秀次の墓所もあるので、歴史好きの人も興味をそそられる場所です。皇室と縁があり、京都にある御室御所(仁和寺)の別屋として「高野御室」 とも呼ばれています。
龍泉院(Ryusenin)檀信徒のみを受けている宿坊
真言宗総本山金剛峰寺の北側にあり、壇上伽藍にも近く、観光するには非常に便利な場所にあるお寺。門を入るとすぐに、可愛らしいお姿をした五体のお地蔵さまが来訪者を出迎えます。境内は静かでしっとりとした雰囲気につつまれています。
本覚院(Hongakuin)車いす用の洗面所やトイレがあります
町の中心近くに位置し、観光に便利な場所にあるお寺。尾張徳川家の菩提所になっています。客室は新築・改装されたばかりのきれいな部屋で、そこから美しい庭を眺めて過ごす時間は癒しを与えてくれるでしょう。
本王院(Honnoin)宿泊せず食事のみの利用も可能
高野山のほぼ中央に位置し、観光するのに便利な場所にあるお寺。本堂には、室町時代の三体の仏像があります。ネット予約ができないので、宿泊客には穴場の宿坊です。
一乗院(Ichijoin)ランキングサイトで常に上位の人気宿坊
高野山の中央に位置し、金剛峰寺からも近い、大変便利な場所にあるお寺。高級旅館を思わせる佇まい・もてなしです。客室は広く清潔で、精進料理の評判も高いです。写経や阿字観などの体験、朝勤行への参加はおすすめです。
無量光院(Muryokoin)英語、中国語など多言語による法話
上杉、浅野、織田などの戦国武将とのつながりが深く、今も織田信長公の墓所を管理しています。昔ながらのスタイルを受け継ぐ宿坊で、襖続きの部屋など在りし日の高野山を味わえる数少ない場所です。英語、中国語、フランス語など多言語による法話も行っています。
普門院(Fumonin)秀吉の「醍醐の花見」を再現した襖絵
別名「ご師範寺」とも呼ばれるお寺。庭園は、桂離宮や仙洞御所などの造園にも関わった小堀遠州の作と伝えられており、高野山随一の名勝です。昼食会場などに使用される上段の間には、豊臣秀吉が行った「醍醐の花見」を再現した襖絵が備え付けられています。
蓮花院(Rengein)2015年12月にリニューアル
徳川家の総菩提寺。徳川家に縁のある寺宝を数多く保有しており、本堂裏側にある位牌堂には黄門様で有名な徳川光圀の位牌も祀られています。2015年12月に宿坊がリニューアルし、各部屋に冷暖房や洗面トイレが完備されました。
普賢院(Fugenin)松尾芭蕉が祀られた芭蕉堂
高野山内の中央に位置し、約200名を収容できる研修会場としても利用可能なお寺。浴場は大理石を使ったモダンな仕様。光明心殿では回すことでお経を唱えたのと同じ功徳が生じるといわれるマニ車やお砂踏みを体験できます。松尾芭蕉が祀られた芭蕉堂も見どころの一つ
安養院(Anyoin)戦国大名・毛利家の菩提寺
戦国大名である毛利元就の深い帰依を受け、二代・輝元の時代に毛利家の菩提寺になったお寺。それ以来、毛利家による石塔の建立は数十基に達し、本堂には毛利家歴代の位牌が祀られています。山門を入ると、渦巻状に綺麗に箒で掃き描かれた砂の模様が出迎えてくれます。
高室院(Takamuroin)西国薬師霊場・第十一番礼所
戦国時代に、小田原北条氏最後の当主である北条氏真が、豊臣秀吉の軍勢により小田原城を包囲され、降伏開場した後に蟄居したのが当寺です。それ以来、北条家の菩提寺となり、小田原坊とも呼ばれるようになりました。
金剛三昧院(Kongosanmaiin)高野山に現存する最古の木造建築
源頼朝の妻・北条政子が創建したお寺。入口の門には国の重要文化財である銅鐘が取り付けられています。国宝の多宝塔は高野山に現存する最古の木造建築であるといわれています。本尊の愛染明王は出産祈願、恋愛成就、商売繁盛などのご利益があるとのこと。
平家物語に縁があるお寺
高野山の中央に位置し、壇上伽藍などへ行くのに便利です。観光のほか、研究会や合宿にも利用できます。境内には平家物語に縁のある鶯井戸や本尊の阿弥陀如来があり、いにしえに思いをはせる時間を持てることでしょう。
西門院(Saimonin)樹齢200年に及ぶ高野槙
高野山の中央に位置し、観光に便利な場所にあります。学校や一般向けに合宿施設としての利用も可能です。白壁が特徴的な竜宮門をくぐると、高野山で最大の樹齢200年に及ぶ高野槙が出迎えてくれます。さらに、境内では桜や石楠花、紅葉なども季節に応じて楽しめます。
持明院(Jimyoin)お市と浅井長政の肖像画
織田信長の妹・お市とその夫・浅井長政を描いた肖像画は有名で、重要文化財として霊宝館に収蔵されています。境内には4つの庭園があり、春の桜、初夏のツツジなど季節に応じて綺麗な花々を楽しめます。山門の正面には四国八十八カ所のお砂踏み場が設けられています。
成福院(Jofukuin)朱塗りの八角形のお堂
朱塗りの八角形のお堂として目を引く「摩尼宝塔」は第二次世界大戦でミャンマー方面で亡くなった戦没者供養のために建立された塔です。塔内には「地獄・極楽絵図」や「原爆の図」などが展示されています。また、「摩尼宝塔」の地下には真っ暗な回廊を進む戒壇巡りがあります。
不動院(Fudoin)空海作と伝えられる不動明王
本尊は、空海作と伝えられる不動明王で、秘仏になっています。門までの結構長い坂道を上った先には静寂に包まれた落ち着いた癒しの空間が広がっています。安土桃山時代に建てられた庫裏は、現在、食事場所として利用されており、そこで頂く精進料理は美味しいと人気です。
伊達政宗の供養宝物
空海が高野山開創の際に建立したと伝えられるお寺。奥州の伊達家と縁が深く、伊達家代々の位牌を安置するとともに、伊達政宗の供養宝物も保管しています。本堂は、天井に吊される灯籠が奥に祀られる阿弥陀如来を神々しく照らしています。
三宝院(Sanboin)水子供養のお寺
空海の母親・玉寄御前によって創建されたお寺。三宝とは「仏(仏像)、法(教典)、僧(僧侶)」を意味します。本堂には空海の姿だといわれる運慶作の「北面大師像」があり、朝勤行の際に拝観できます。水子供養の寺としても有名で、境内には水子地蔵が祀られています。
遍照光院(Henjokoin)空海が晩年に創建したお寺
空海が晩年に創建した皇室と縁の深いお寺。山門は京都御所にある建春門と同じ形式で造られたもので、その荘厳な佇まいは格式の高さを感じさせます。客室は何度かリニューアルされ、清潔で新しい雰囲気を漂わせます。精進料理は美味しいうえにボリュームがあると人気です。
地蔵院(Jizoin)モダンな宿坊寺
1988年に起きた火災で、建物が焼失してしまいましたが、1992年にモダンな宿坊寺として再建されました。客室はすべて完全個室で、トイレとバスが備わっている部屋もあります。外の通りから山門を通して見える地蔵菩薩像が特徴的で身体が引き付けられそうになります。
上池院(Jochiin)1000坪の広大な庭園
1000坪を有する庭園が有名で、空海が唐から持ち帰ったと伝えられる沙羅双樹や、桜、石楠花、紅葉など季節を感じさせる花木に囲まれています。宿泊客は、夕食の際に、朝勤行用の腕輪念珠を頂けます。御影石の浴槽が美しい大浴場は日頃の疲れを癒してくれるでしょう。
密厳院(Mitsugonin)新義真言宗の開祖・覚鑁が創建したお寺
平安時代後期に、新義真言宗の開祖・覚鑁によって開かれたお寺。名前は覚鑁の別名である「蜜厳」に由来します。本堂には、高野山で唯一、覚鑁像と空海像が一緒に祀られています。覚鑁像は、密教僧の特徴を表しており、手で組む印を見せないように衣の下で結んでいます。
大明王院(Daimyooin)高野槙で造られた大浴場
表通りより少し奥まった場所にあり、日常とは異なる静けさを味わえます。奥之院にある江戸時代の名奉行・大岡越前守の供養塔を管理しています。高野槙で造られた大浴場は人気です。客室は、高野六木を使った部屋や金箔の襖絵がある部屋など、和を感じさせる造りになっています。
恵光院(Ekoin)奥之院ナイトツアーで人気の宿坊
参詣するのに便利な場所にあります。戦国武将である明智家の菩提寺としても有名です。また、和体験として、阿字観や御写経などを行え、写経したものは当寺に納経できます。さらに、奥之院ナイトツアー(有料)を行っており、お坊さんから興味深い話を聞くことができます。
白壁の土蔵造りのお寺
高野山会館の近くにあり、非常に静寂な場所に位置します。阿波国(徳島県)の蜂須賀家との縁が深く、歴代当主の位牌が安置されています。本堂は明治時代の大火で焼失しましたが、1983年に白壁の土蔵造りのお寺として再建されました。
熊谷寺(Kumagaiji)平家物語の熊谷直実が逗留したお寺
平家物語に登場する熊谷直実(くまがいなおざね)が逗留したと言われるお寺。浄土宗の開祖・法然や浄土真宗の開祖・親鸞もこの寺を訪れたことがあり、その縁から、奥之院にある法然の墓所や親鸞の供養塔は当寺が管理しています。宿坊は家庭的な雰囲気が味わえ、ゆったりと過ごせます。
赤松院(Sekishoin)高野山の宿坊で唯一の仁王像
山門には、高野山の宿坊で唯一の仁王像が2 体あります。宿坊の廊下は、歩くと鶯の鳴き声のような音を立てる「うぐいす張り」になっています。大広間には江戸時代の彫刻家・左甚五郎作と言われる木彫の虎があります。客室は一般旅館と変わらない雰囲気です。
清浄心院(Shojosinin)秀吉の傘桜
奥之院にある上杉謙信の霊を祀った霊屋(国の重要文化財)を管理しています。門をくぐると、豊臣秀吉が花見をしたと伝えられる立派な傘桜が訪問者を出迎えます。宿坊は伝統的な建築様式で建てられ、客室は「ふすま区切り」と「壁区切り」の2種類から選ぶことができます。
宝善院(hozenin)高野山内で最古の鶴亀式山水庭園
庭園は小堀遠州作と伝えられる名園で、鶴亀式山水庭園としては高野山内で最古のものと言われます。本尊は「宝観音」と呼ばれる観世音菩薩です。書家の駒井鵞静(こまいがせい)の作品が多く飾られており、ゆっくりと鑑賞できます。旅館に近い雰囲気を味わえる宿坊です。
天徳院(Tentokuin)赤穂四十七士の位牌
加賀藩主・前田利常の妻・珠姫の菩提所として建てられたお寺。本堂には前田家や赤穂四十七士の位牌が安置されています。境内には、高野山で唯一、国の名勝指定を受けている小堀遠州作の庭園があります。客室は総檜造りです。からくり人形が日に数度上演されています。
常喜院(Jokiin)修行体験が行えるお寺
有名な「六時の鐘」の近くにあるお寺。門をくぐると、4mにも達する大きな地蔵像が来訪者を出迎えてくれます。また、本尊は赤く染められた表情から「赤地蔵」とも呼ばれ、可愛らしいと評判です。高野山でも数少ない修行体験が行えるお寺としても有名です。
釈迦文院(Shakamonin)信長の家臣・森蘭丸一族の菩提寺
森蘭丸は織田信長の近習で、本能寺の変において2人の弟とともに討ち死にしたと言われています。本尊は金剛界大日如来で、国の重要文化財に指定されています。非常に閑静な場所にある宿坊で、家庭的な雰囲気を味わえます。
成就院(Jojuin)「世界三大美女」小野小町の祖父が創建
「世界三大美女」の1人、小野小町の祖父・小野篁が創建したといわれるお寺。伊達政宗の庇護を受け、伊達家の菩提寺としても有名です。杉の木に囲まれ、緑の芝生が敷き詰められた庭園は、鶯や山雀のさえずりと調和して、ゆったりとした時間が流れる空間になっています。
増福院(Zofukuin)2017年6月にオープンした新館
霊宝館のすぐ近くにあるお寺。当寺には覚海という高僧が杉の木から天狗となって昇天したという言い伝えがあり、山門の前には、その伝説の杉の木が立っています。宿坊は昔ながらの面影を残す旧館と2017年6月にオープンした新館があります。
遍照尊院(Henjosonin)内風呂を楽しめる部屋
高野山の宿坊の中でも最大の大広間、本堂、浴室を持ち、近代的な雰囲気のお寺です。浴場は、1階が古代檜、2階が高野槙を使用しています。天然の生薬が使われている浴槽もあり、肩こりやリウマチなどに効くと人気です。内風呂を楽しめる部屋もあります。
桜池院(Yochiin)戦国武将・武田信玄と縁があるお寺
武田信玄と縁があり、武田家の菩提寺です。庭園は京都・龍安寺の石庭をお手本にした枯山水を観ることができます。写経と写仏を体験できます。写仏は下絵に沿って仏画を描き、写経とは一味違う感覚が味わえます。小さな宿坊ですが、旅館にはないお寺の良さを体感できるでしょう。
雪舟や圓山応挙の襖絵
庭園は小堀遠州作で「心字池」と呼ばれます。草木や池の配置が「心」という字に見えるよう工夫されているのが特徴です。雪舟や圓山応挙の襖絵など数多くの貴重な文化財を所有していることでも有名です。百畳敷の道場は柔道や合気道等の合宿所として使用することも可能です。
報恩院(Hoonin)家庭的な雰囲気を味わえる人気宿坊
霊宝館まで徒歩5分以内の便利な場所にあるお寺。江戸時代には松尾芭蕉の遺骨が納められたと伝えられています。阿字観体験は朝食後に本堂で。約1時間かけて行われます。小さな宿坊ですが、客室は外光により明るく、家庭的な雰囲気を味わえると人気の宿坊です。
西南院(Sainanin)数種類の活性石で造られる温泉
空海の弟子・真然によって創建されたお寺。庭園は、昭和の有名な作庭家・重森三玲作の「大石庭」です。客室は数寄屋造りとなっており、自然素材を活かした癒しの空間を味わえます。浴場は数種類の活性石で造られる温泉で、美容と健康に良いと言われています。
総持院(Sojiin)車椅子の移動に便利なバリアフリー
山門付近には樹齢1100年といわれる白藤が立っています。大庭園は一年を通じて美しい景色を楽しめます。宿坊内には、車椅子の移動に便利なバリアフリーが設けられています。精進料理は、旬の食材が用いられ、美味しいと評判です。宿泊客は写経や写仏の体験を行えます。
親王院(Shinnoin)素朴な佇まいの宿坊
本堂は蔵造りで、高野山内でも特に古い建築様式を今に伝える建物です。仙台藩御用絵師・狩野派菊田伊洲とその一門によって江戸時代に描かれた壁絵や襖絵は必見です。昔ながらの宿坊で、その素朴な佇まいは現代社会を生きる我々に新鮮な感覚を呼び起こすことでしょう。
龍光院(Ryukoin)弘法大師 御住坊
檀信徒のみが宿泊できるお寺。山門には「弘法大師 御住坊」と書かれた看板が掲げられています。お寺には庭の池から神竜が宝珠を持って現れ昇天したという言い伝えがあり、これが吉兆であるとして、「龍光」と名づけられました。
明王院(Myooin)日本三大不動の一つとして有名
当寺の赤不動は、大津・三井寺の黄不動、京都・青蓮院の青不動とともに、日本三大不動の一つとして有名です。客室からは庭園を眺めることができます。また、宿泊客は、シルクロードから伝わったと言われる香を焚いて、その香りを楽しむ「薫香体験」に参加することができます。
西禅院(Saizenin)パナソニック創業者・松下幸之助が逗留
壇上伽藍に近く、観光するには便利な場所にあります。境内にある庭園は昭和の有名な作庭家・重森三玲作で、国の登録記念物に指定されています。また、パナソニックの創業者・松下幸之助が長く逗留した寺としても有名で、境内には松下氏が寄贈した石灯籠が建てられています。
宝城院(Hojoin)天然記念物の熊谷草
天皇家に血筋が連なる旧閉院宮家の菩提所があったので、境内の多くの場所には菊の御紋が入っています。客室からは一年を通じて草花を眺めることができ、特に天然記念物の熊谷草は必見です。大浴場は広々としており、日頃の疲れを癒してくれます。
正智院(Shochiin)大広間は100畳
壇上伽藍・御影堂の裏側に位置するお寺。境内は2000坪の広さを誇り、庭園は昭和の有名な作庭家・重森三玲作です。当寺には地主神の高野明神が度々現れたという伝説が残っています。大広間は100畳の広さで、各部屋にはそれぞれ異なる襖絵と調度品が備えられています。