高野山の宿坊・増福院(ぞうふくいん)天狗伝説ゆかりの一本杉が必見

増福院(Zofukuin)

増福

霊宝館のすぐ近くにあり、鎮守府将軍・源満仲のひ孫・源賢が創建したと言われるお寺。
 
 
当寺の名前は「福祐増進を祈るべし」という一門の請願が由来であるといわれています。
 
 
かつて存在した3つの寺が併合し、現在の姿になりました。
 
 
また、当寺には覚海という高僧が杉の木から天狗となって昇天したという言い伝えがあり、山門の前には、その伝説の杉の木が立っています。この天狗伝説については、昭和の文豪・谷崎潤一郎が「覚海大徳の昇天」という小説を発表しています。
 
 
本尊は天弓愛染明王です。以前修復された際に、本尊の胎内から2つの書き物が出てきました。一つはこの像について、もう一つは何が書かれているか調査中だそうです。
 
 
宿坊は昔ながらの面影を残す旧館と2017年6月にオープンした新館があります。

住所 和歌山県伊都郡高野町高野山339番地
TEL 0736-56-2126
部屋 個室25、大広間1
収容人員 個人約80、団体約80
設備 本堂、庭園
体験 朝勤行
宿坊公式HP
宿泊予約サイト じゃらん JTB 楽天トラベル