高野山の宿坊・桜池院(ようちいん)京都・龍安寺の石庭をお手本にした枯山水庭園が必見

桜池院(Yochiin)



白河天皇の第四皇子・覚法親王は寺名を「養智」としましたが、その後、時代を経て、後嵯峨天皇が当寺を訪れた際、庭園の池水に桜が映る様子に感銘し、「桜咲く木の間もれ来る月影に心も澄める庭の池水」と詠んだのをきっかけに「桜池」と改められました。
 
 
上段の間には、後嵯峨天皇が歌を詠む場面が描かれた襖絵が飾られています。
 
 
また、当寺が管理する隣接する寺は戦国武将の武田信玄と縁があり、武田家の菩提寺となっています。本堂には信玄の位牌が祀られているほか、信玄に関わる多くの資料を所蔵しています。
 
 
庭園は、昭和の有名な作庭家・重森三玲作で、京都・龍安寺の石庭をお手本にした枯山水を観ることができます。


 
 
体験できる修行は写経と写仏の2種類です。写仏は下絵に沿って仏画を描き、写経とは一味違う感覚が味わえます。
 
 
小さな宿坊ですが、旅館にはないお寺の良さを体感できるでしょう。

住所 和歌山県伊都郡高野町高野山293番地
TEL 0736-56-2003
部屋 個室20・大広間1・中広間1
収容人員 個人約70、団体約120
設備 本堂、庭園、洋式トイレ
体験 朝勤行、写経、阿字観、写仏
宿坊公式HP https://yochiin.com
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