日本にある世界遺産

日本にある世界遺産

日本各地にある世界遺産を紹介します。

東北エリア

平泉・中尊寺

極楽浄土に誘う金色堂

平泉には、約900年前に奥州藤原氏が栄華を誇った時代の歴史遺産が多く残っています。その一つ、中尊寺の金色堂は、高さ8 m、内外に金箔が施され、極楽浄土の様子を表現しようとした当時の最高技術の装飾が施されています。また、中尊寺内の峯薬師堂は目のご利益があるといわれ、ひらがなで「め」と書かれた珍しい絵馬などが売られています。

白神山地

神秘の場所で深呼吸

人の影響をほとんど受けない広大な山岳地帯。白神山地はブナの樹に覆われた大きな森です。その中に一歩足を踏み入れた途端、日常から隔絶された自然の瑞々しいまでの生命力が迫ってきます。木々は陽を浴び、葉はキラキラと光り、青池はエメラルドグリーンに輝きます。神秘の場所。そのとき、あなたは目を閉じて大きく深呼吸したくなるでしょう。

関東・中部エリア

富士山

登って良し、眺めて良し

日本最高峰(標高3776m)で古代より山岳信仰の対象とされた世界文化遺産。日本を代表する名峰であることから、日本各地に「富士」の名がつく山があります。山頂からのご来光は絶景ですが、河口湖かや精進湖から湖面に映る逆さ富士を見るのもため息ものです。お気に入りのポイントを探すのも楽しいかもしれません。

富岡製糸場

日本初の製糸官営模範工場

1872年、日本初の製糸官営模範工場として操業を開始しました。フランスの技術を取り入れた美しい木骨レンガ造りの建物が特徴。工場閉鎖後は、所有者の片倉工場が「売らない、貸さない、壊さない」の方針を貫いたのが、現在の良好保存につながりました。現地ガイドの解説や絹糸をとる繭で作った「花まゆ」も有名です。

近畿エリア

姫路城

木造建築の最高位

国宝であり日本初の世界文化遺産に登録された姫路城。五層七階の大天守は1609年に建設され、江戸時代以前に建設された「現存12天守」の一つと言われています。漆喰が白く美しく、シラサギが羽を広げたように見える姿から別名「白鷺城」とも呼ばれています。
姫路駅から地上に出ると真正面にお城が見えるアクセスの良いお城です。

清水寺

静寂に包まれる早朝

798年創建で音羽山の中腹に30近い堂塔伽藍が建つ清水寺。せり出した迫力満点の舞台は「清水の舞台から飛び降りる」という思い切って物事をきめることの例えになるほど有名です。春・秋の夜間拝観、除夜の鐘などの伝統行事で四季折々の美しさを堪能できます。開門は六時。静寂に包まれた早朝散歩がオススメです。第2、4の日曜には仏教講座が実施されます。

熊野古道

いにしえの道と御朱印巡り

日本の世界遺産で初めて“道”が登録されました。奥深い木々に囲まれる紀伊山地は、太古より神々が宿る地として人々の信仰を集め、三大霊場(熊野三山、吉野大峰、高野山)を結ぶ参詣道が整備されました。熊野古道は熊野三山への参詣道で、和歌山、奈良、三重県にまたがります。熊野本宮大社などでは御朱印がいただけるので、御朱印帳を買って巡るのも良いかも。

春日大社

ホルンの音色で鹿寄せ

朱塗りの社殿が印象的な春日大社。その始まりは約1300年前の奈良時代。以来、20年毎に式年造替とよばれる社殿の建て替えが繰り返され、2016年には60回目の式年造替が行われました。
春日大社内の広場では、毎年、期間限定で「鹿寄せ」が行われています。ホルンの音色に反応し、周囲から集まってくる鹿の様子は微笑ましく必見です。

      

中国エリア

厳島神社

大鳥居と迫力の水中花火

厳島神社の大鳥居は高さが約16m、重さが約60トンあり、海中に埋められているのではなく、自身の重みだけで立っています。
夏には水中花火大会が催され、約5000発の迫力満点のショーが繰り広げられます。特に、水中花火が打ち上げられると、約1500年の歴史をもつ大鳥居をシルエットに、辺り一帯は幻想的な世界に包まれます。

石見銀山

世界屈指の銀採掘場所

石見銀山では16世紀前半から約400年間、銀の採掘が行われました。最盛期には、世界の銀産出量の約3分の1を占めていたといわれています。採掘作業はすべて手作業で行われ、現在でも坑道の壁面には当時のノミの跡がそのまま残っています。
坑道内は、常時公開の龍源寺間歩と期間限定の大久保間歩が見学できます。

原爆ドーム

世界で唯一の建物

原爆ドームは1915年に建てられた建物です。上部に楕円形ドームを配したモダンな外観は、当時、広島の名所の一つでした。しかし、1945年8月6日にアメリカ軍によって投下された原子爆弾でドームの鉄骨がむき出しになるほどに破壊されました。原爆ドームは原子爆弾の恐ろしさを視覚的に訴える世界で唯一の建物です。

九州エリア

軍艦島

栄枯盛衰、廃墟の町

軍艦島は長崎港から船で約40分の場所にある周囲1200メ-トルの小さな島です。1974年に閉山するまで、最高級の炭を産出し続けました。最盛期には約5300人が居住していましたが、エネルギー需要が石炭から石油へ変わるのとともに衰退し、無人島になりました。現在、軍艦島の上陸ツアーは、5つの船会社によって行われています。

大浦天主堂

日本二十六聖人と信徒発見

大浦天主堂は江戸時代末期に建てられた日本に現存する最古の教会です。正式名称は「日本二十六聖殉教者天主堂」です。1597年に豊臣秀吉の命で処刑された26人の宣教師に捧げられた教会で、殉教地である長崎市西坂に向けて建てられています。
また、大浦天主堂は2世紀以上の宗教弾圧後に信徒が発見された場所でもあります。

宗像大社

神宿る島

宗像大社は、沖ノ島の沖津宮、大島の中津宮、宗像市田島の辺津宮の三社の総称で、宗像三女神を祀っています。沖ノ島は今も「神宿る島」として入島が制限され、宗像大社の神職が10日ごとに交代で常駐し神事を行っています。なお、辺津宮には沖ノ島や大島の神を祀る宮があり、一カ所で宗像三女神に参拝することができます。

屋久島

類を見ない島

「1か月に35日雨が降る」と言われ、90%が森林の島。樹齢7200年の縄文杉に代表されるヤクスギを含む特異な景観はジブリ映画のモデルにもなっています。また、宮之浦岳を中心とした円形の島は洋上のアルプスと呼ばれることも。ヤクシマの名を冠する植物も多く、学者達が「人類の至宝」と呼ぶほど大自然に包まれた島です。

      

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