中尊寺はJR平泉駅からバスで約10 分、徒歩で約25分の場所にあります。中尊寺は850年(嘉祥3年)に、比叡山延暦寺の高僧・慈覚大師円仁(じかくだいしえんにん)によって開創されました。奥州藤原三代(清衡、基衡、秀衡)ゆかりの寺として知られています。中尊寺を含む「平泉の文化遺産」は、2011年6月に世界遺産に登録されました。
私たちは仙台市に前泊し、高速乗合バスを利用しました。仙台から平泉までの所要時間は約2時間です。
高速乗合バス(外部リンク)
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中尊寺に着くと、まず両側に大きな木々の生い茂る参道が私たちを出迎えます。森林浴、そんな緑いっぱいの風景が広がり、歩いていると清々しい気分になります。
中尊寺の全景図はこんな感じ。広いです。趣のある建物がいくつもあり、当時の繁栄を忍ばせます。
月見坂を進んでいくと、八幡堂、そして弁慶堂があります。
弁慶堂には、弁慶と義経の像が収められています。弁慶の立ち往生、伝説の姿が表現されていました。
また、弁慶堂に行く道端には顔出しパネルが。結構人気で、写真撮影のための列ができていました。
西行歌碑
薬師堂
休憩所の看板。茅葺き屋根の家で一休み。休憩所に続く階段、そして周りの景色は旅の疲れを癒してくれる、そんな雰囲気を醸し出していました。
月見坂をさらに登っていくと右側に中尊寺・山門がみえてきます。中尊寺というのは山全体の総称で、この中尊寺(本堂)と17の支院で構成されています。本堂では主要な行事が開催されるほか、座禅や写経の体験道場も行われています。
本尊は釈迦如来像です。本尊の両脇には天台宗の総本山・比叡山延暦寺から分火された「不滅の法灯」が備わっています。
鐘楼
讃衡蔵や金色堂は有料拝観になります。讃衡蔵でチケットを買って、いざ金色堂へ。
金色堂の前は絶好の撮影スポット。人がいっぱいでした。金色堂には藤原三代の遺骨、そして四代・泰衡の首級が納められています。
堂全体が金色に眩く光る姿はまさに極楽浄土を想わせるものでした。
芭蕉像
金色堂旧覆堂
住所 | 岩手県平泉町衣関202 |
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TEL | 0191-46-2211 |
拝観時間 | 3月1日〜11月3日 8:30~17:00 11月4日〜2月末日 8:30~16:30 |
拝観券 | 大人800円 高校生500円 中学生300円 小学生200円 |