紫外線対策について

最近テレビ番組や雑誌で紫外線対策の話題を目にします。1年中地表に届いている紫外線、油断しがちな曇りや雨の日でも紫外線は届いてます。そして、これからはますます強くなってきます。まだ、シミとしては出てきていない隠れシミを何とか遅らせる方法、それは毎日のケアに他なりません。思い立ったその時が始め時。その中で気になったことを紹介させていただきます。

 

<紫外線の降り注ぐ時間帯>

紫外線は年中降り注いでいます。午前7時頃から増え始め、9時頃に急増、正午がピーク。「曇りの日」は晴れた日の6割強、「雨の日」は晴れた日の2割ほどが地表に届くそうです。

 

<紫外線の影響>

私たちが紫外線を浴びると、日焼けで赤くなってヒリヒリしたり、シミ、しわ、たるみが出てきます。シミ、しわ、たるみといった肌の老化は、その8割が紫外線による「光老化」です。

 

<紫外線の種類>

紫外線は波長の長さで分けられ、紫外線A波、紫外線B波、紫外線C波があります。が、そのうち紫外線C波はオゾン層内でなくなるため、地表に届く紫外線A波と紫外線B波について書きたいと思います。すぐに赤くなって炎症を起こしヒリヒリするのは紫外線B波の影響、ゆっくり黒くなったり、シミ、しわ、たるみとなるのは紫外線A波の影響。紫外線B波は日焼けし赤くなるなどわかりやすいですが、紫外線A波はゆっくりと黒くなったり、シミ、しわ、たるみなど気づきにくいのが特徴です。その時だけ赤くなるという事よりも、長い目で見てシミ、しわ、たるみの原因となる紫外線A波が恐ろしいですね。地表に届く紫外線の約9割を占めるのが、紫外線A波。やっかいなことです。

 

<紫外線対策>

ずばり、日焼け止めを正しく使うことだそうです。

 

<<日焼け止めの使い方>>

①パール大2粒の日焼け止めを使う。

②高くで焼けやすい高さの高い場所、おでこ、鼻、両ほほ、あご の5点に日焼け止めをのせ伸ばす。

③2~3時間おきに塗りなおす。または日焼け止め成分の入っているもので化粧直しをする。

④日焼け止め以外の対策として、日焼けした後はしっかり保湿する。

 

 

<日焼け止めのいろいろ 「スプレータイプ」「スティックタイプ」「透明なもの」は女性だけでなく、男性にも使いやすい!>

そうは言っても「2~3時間おきに日焼け止めを塗りなおす」は、なかなかハードル高いです。でも今の化粧品は紫外線対策効果のあるものが多いので助かります。私が化粧後、重宝しているのはスプレータイプのもの。髪の毛にも使え、これを初めて知った時からカバンに忍ばせて常に持ち歩いています。スプレータイプならば、手を汚すことなく使えるのでとっても便利です。ハイキングにも便利。休憩時にさっとスプレーできます。アウトドアにはもってこいの商品だと思います。さまざまなメーカーから出ているので、とてもオススメです。

また、「スティックのり」のような形状のものも使っています。手の甲の日焼けが気になり使っています。ステイック状なので気づいた時に手を汚すことなく使えるので超オススメです。手の甲だけでなくどこでもクルクルと肌にのせることができるすぐれものです。手を汚さないってすばらしいと実感しています。

他にも、石鹸で落とせる「透明な」日焼止オイルめがあります。化粧をしない男性も「透明で石鹸で落とせるもの」や上述の「ステイックタイプの日焼止め」なら利用しやすいと思います。

化粧下地であり、日焼止めであり、良い香りがついている、そんな商品もあります。本当に色んなタイプの日焼止めが出ているので、雑貨屋さん、ドラッグストア、百貨店など回って探すのもいいですね。もちろん、日焼止め以外にもサングラス、帽子、日傘などさまざまな紫外線対策があるので、重ねてやっていく必要あります。そう、紫外線対策に終わりなしですね。。。

 

<まとめ>

紫外線種類 波長 影響など 日焼止めの表示
紫外線A波(UVA) 波長が長く「表皮」と、肌の奥の「真皮」にまで届く。

地表に届く紫外線の約9割を占めている。

■シミ、しわ、たるみなど「光老化」の原因となる。

■赤みや炎症が起きにくいので気づかないことがある。

■窓やガラスを通過する。1年中降り注ぎ、冬でも夏の半分程度。

PA「++++」

+が多いほど抗力大      

紫外線B波(UVB) 波長が短く「表皮」に届く。 ■屋外で日焼けしシミ、赤くなって炎症を起こす原因となる。

■症状が目に見えるのですぐ気づく。

■4月~9月頃が要注意。冬は夏の1/5程度。

SPF○○(例SPF30)

数字が大きいほど抗力大

日常使いなら20~30が適当。

※肌表面から奥に向かって、表皮→真皮→皮下組織です。

※日焼け止めとしては 「SPF30  PA++」のような表示で販売されています。