鎌倉大仏 | 日本三大大仏の一つで、胎内拝観ができます


 
 
「鎌倉大仏」が鎮座する高徳院は鎌倉駅から江ノ島電鉄で約5分、長谷駅下車、徒歩約7分の場所にあります。鎌倉駅からバスを利用する場合は、江ノ島電鉄バスまたは京浜急行バスに乗り、「大仏前」停留所で降ります。
 

 

 
大仏は高さが約11メートル(台座を含め高さは約13メートル)で、重量は約121トンになります。鎌倉にある仏像の中で唯一国宝に指定されています。造立は鎌倉時代中期の1252年。当初は大仏殿の中に安置されていましたが、1495年8月15日に発生した「明応の大地震」による津波で大仏殿が流された後は、復興されず現在に至っています。また、1923年9月1日11時58分に発生した関東大震災では、台座が崩れ、大仏が前に傾いたような状態になりましたが、なんとか倒れずに持ちこたえたそうです。
 

 
 
ちなみに、日本三大大仏と呼ばれるのは、この鎌倉大仏と奈良・東大寺の大仏、そしてもう一つは時代とともに変わり、現在は富山・大沸寺の高岡大仏といわれることが多いようです。
 
 
 
 
鎌倉大仏を観光する一つの楽しみとして、大仏の中に入る胎内拝観があります。大仏の中にある急な階段を上ると、空間があり、そこに造像技法を説明するボードが設置されています。それによると、30以上のパーツを造り、それらを組み合わせることによって、このような大きな大仏を造ったそうです。
 

 

住所 神奈川県鎌倉市長谷4丁目2番28号
TEL 0467-22-0703
開門時間 4月~9月
午前8時~午後5時30分
10月~3月
午前8時~午後5時
拝観料 一般、中学・高校生:200 円、小学生:150 円
大仏胎内の拝観料:別料金20円