鎌倉文学館 | 夏目漱石、芥川龍之介、川端康成などの貴重な資料が集められた、バラ園が素敵な洋館です


 
 
鎌倉文学館は鎌倉駅から江ノ島電鉄で3分の「由比ヶ浜駅」を下車、徒歩7分の場所にあります。加賀百万石の前田家の血筋を引く前田利嗣(としつぐ)侯爵が1890年頃に別邸として建てたのが始まりで、一時、火災により焼失しましたが、1936年(昭和11年)に全面改築されました。

 
由比ヶ浜付近の駐車場(akippa(あきっぱ!) )
 
 
佐藤栄作(第 61~63代内閣総理大臣)が別荘として利用したこともあるこの格調高い建物は、1985年に、鎌倉にゆかりのある文学者(夏目漱石、芥川龍之介、川端康成など)の足跡を伝える資料館として生まれ変わりました。

 
 
西洋の木造建築であるハーフティンバー様式とスパニッシュ様式を基調とし、切妻屋根などの和風デザインも取り入れた和洋折衷の外観は独特の雰囲気を醸し出し、国の有形文化財に登録されています。館内には色彩豊かなステンドグラスや大理石などアールデコの装飾が残っています。近代になって鎌倉に数多くの別荘が建てられましたが、その中でも、鎌倉文学館の美しさは一線を画すものになっています。

 
 
 
 
洋館の前には見晴らしの良い庭園が広がっています。高台のなだらか斜面を利用して作られているので、日当りが良く、芝生の上に座って、ゆっくりと時間を過ごす人たちもいます。

 

 

 
庭園にある「バラ園」では、春は5月中旬から6月下旬、秋は10月中旬から11月下旬にかけて、ドイツ、イギリス、フランスなど世界中から集められた様々な品種のバラの花が美しく咲き誇ります。その中には、「静の舞」や「流鏑馬」といった鎌倉ゆかりの名前がつけられたバラもあります。特に春には「バラ祭り」が開催され、観光客の人気を博しています。